岡田裕子の美肌レシピ

2019年あけましておめでとうございます

2019年01月04日

2019年あけましておめでとうございます。
皆様へのお便りが滞りはや5か月・・・

私、昨年のお盆休み明けから急に忙しくなりました。

昨春、小さな小鳥であった一人娘が自分で選んだ、自身が納得できる道へ羽ばたいていきました。
子育てが終わった母鳥(私)。
娘に負けないよう、今まで以上にお仕事をがんばろうと決意していた矢先、本の執筆を依頼されました。(小説ではなく医学書です。)
執筆者リストを見ると、地方の開業医は私だけ・・・
他は皆著名な先生方ばかりです。
(私でいいのでしょうか?)“辞退する”という選択肢もありましたが、自分の器を拡げるためチャレンジしてみようと思い立ち、お引き受けしました。
たくさんの文献を読み、ご指導いただきながらなんとか書き終えました。
原稿の執筆が終わるとちょっとした学会発表もさせていただき、診療も忙しいのも重なってまさに全力疾走の毎日。

受診いただく患者様からも“予約がとりにくい”“待ち時間が長い”とおしかりをいただいております。(申し訳ございません・・・・)

改善のため、スタッフが増えますし、改修も行う予定でございます。
新体制までご不便をおかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします。

ホームページの内容も古くなっております。
アトピー性皮膚炎の新しい治療も始めておりますし、ニキビの治療のページもまとめようと思いながら準備中のままですし、(ニキビの治療は薬・スキンケア・生活習慣・ピーリングなどの美容治療、とアドバイスが多岐にわたり奥が深いのです・・・診察の際に遠慮なくお聞きください)レーザーその他も新しくなっておりますが全く更新できておりません。

今年一杯かけてリニューアルしようと考えております。

また私は今年上半期だけですでに3つの講演を依頼されております。
(一つは女性の健康のための、どなたでもご参加いただける楽しそうな企画です。
『皮膚科医直伝!美しい肌と髪のために大切な事、お教えします』
というタイトルを考えておりますがまだ全然着手しておりません・・・間に合うかな~)
美肌レシピは不定期に更新させていただくこととなりますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始の休診のお知らせ

2018年12月18日

12月30日(日)から1月4日(金)まで休診させていただきます。

お盆休みのお知らせ

2018年08月04日

8月11日から8月15日まで 休診とさせていただきます。
8月10日(金)は18時まで診療を行います。

スタッフ募集のお知らせ

2018年07月19日

蒸し暑い毎日が続きます。
東洋医学では私達の体に影響を与える季節の変化を“外邪”と呼んでいます。
この時期“暑邪”“湿邪”の影響で体調全般に乱れやすくなります。

診療も忙しく夏が苦手な私。
毎年この時期はダイエットもしていないのに勝手に体重が減り、疲れやすくなります。
その上エアコンの冷えでお腹の調子が悪くなる・・・

そんな私を助ける“お助け漢方”は「補中益気湯」(疲労回復・食欲増進・免疫力アップ)と「大建中湯」(お腹をあたためてくれます)の2つ。
さらに・・・
更年期まっただ中なので揺れ動くメンタルを「加味逍遥散」にいつも助けていただき
エストロゲンの代わりに活躍するエクオール配合の「エクエル」も欠かせません。

更年期といえば、受診される患者さんのなかには閉経をとてもショッキングなこと・ネガティブなことと受け止めている方も多いのですが、負けず嫌いな私はまったく逆に捉えています。
しみ・しわが増えて髪の毛も細くなり体もたるんできてどんどん“美しさ”と逆行していく更年期・・・自分はどこまで対抗できるのか?挑戦するような気持ちで臨んでいます。

さて、最近新しいピアスを買いました。
私が手帳に書き留めている“強運のためにやっておきたいこと25”の一つ
「たまには自分にご褒美をあげる」を実践。

以前ご紹介したハートとピンクのお花の小さなピアスはもう10年以上愛用しているものです。それも大好きなお守りジュエリーですが、50歳を目前にして大人のシンプルでエレガントなものが欲しいと探していました。
ピアスは他に冠婚葬祭用のパールのものを一つ持っているだけで、合計3つのみです。
年齢を重ねるとともに上質なものを少数のみ、そして長くたくさん身につけて愛用したいと思うようになりました。

ネックレスも以前にご紹介したルビーのハートのもの(普段用)とクロスのダイヤのもの(お出かけ用)2つのみ。他に持っていたもので上質で可愛らしいものは娘が一人暮らしを始める時にお守りジュエリーとして譲りました。
“私の代わりに大切な娘を守ってくれますように”と願いを込めて。


最近シニア世代の初ピアスも増えています。
前にも書きましたが、もともとピアスやイヤリング、ネックレスなどのアクセサリーには魔よけの意味があるそうです。
そして顔周りのキラキラした揺れるものは幸運を呼ぶともいわれます。
(「見た目を磨くとすべてがうまくいく!」田宮陽子著:永岡書店→待合室にも置いてます。)

「上質なものを長く」・・・の考え方は「人」にも当てはまります。(今回ここから本題!)
開業して約15年・・・先代から勤めてくれているスタッフとそして私達の代から勤めてくれているスタッフ。いずれも上質な人物が長く勤めてくれています。

看護師さん達は全員“丁寧美人”です。
ずっと同じ看護師が勤めてくれていることは何より患者さんの安心感につながります。
“先生にはちょっと聞きにくいけど看護師さんには相談しやすい・話しやすい”
こう思って下さっている患者さんも多いのではないでしょうか?

また当院のレーザー脱毛は定評があり、何の広告・宣伝もしていないのに、皆様大切な人をご紹介くださるようで患者さんは増える一方です。
丁寧美人で所作も美しい看護師さん達の丁寧な施術が評判なようです。
(自分の自慢話は書かないようにしておりますが、スタッフ自慢はいいですよね!)

そして・・・頼りになる医療事務のスタッフ達は責任感強く、人を見る目が正しい。
自分の意見をきちんと私に伝えてくれます。
イエスマンだけでは組織は成長できず、苦言を呈してくれる人物こそ重要で宝物なのだと年数を重ねて気づかされます。

家族同様大切な仕事仲間に、全員定年まで、健康に楽しく勤めていただきたいと思う今日この頃、増員のためスタッフを募集します。
看護師1名・医療事務1名募集しております。
詳しい勤務条件はハローワークでご確認ください。

医療事務は実務経験がなくても大丈夫です。
看護師も皮膚科の経験がなくても大丈夫です。
いずれもがさつでおおざっぱな人物は当院には一人もいないので、丁寧にお仕事をしてくださる方を募集しております。
患者さんが多いので忙しい職場ではありますが、やりがいがあると思います。

よく受診される患者さんに“こちらに勤めている方、皆さんきれいね~”とほめていただきます。
「朱に交われば赤くなる」(意味は逆だけど・・・)
「類は友を呼ぶ」
勤めているうちに正しいスキンケアの知識が身に付き、美肌の仲間入りができます。
皮膚科やスキンケアに興味のある方お待ちしております。

美肌レシピ、3か月分まとめてお送りします

2018年05月14日

皆様、御無沙汰いたしております。

年々忙しくなる私のお仕事・・・(本業:皮膚科の診療、副業:講演)
3月の講演を無事終えてほっとしたのもつかの間、今年はあと2つ講演を頼まれております。
1つはどなたでもご参加いただける講演会です。
企画をいただいた段階でとてもわくわく、楽しそうな会になる予感。
詳細が決まりましたらご紹介いたします。

フォトフェイシャルの進化型、M22を導入しております。
しばらくの間、元祖Natu Lightと2刀流で行います。
看護師も募集しております。
当院の雰囲気に合う方をお待ちしております。

さて、4月最後の週末。
お休みをいただいて仙台で行われた学会へ行って参りました。
スイーツセミナーでは東北6県のお菓子がふるまわれたり(写真)、懇親会では東北6県の名物の屋台がでたりと東北色濃い学会です。

今回の学会ではアトピー性皮膚炎の新しい薬が世に出るため、アトピー性皮膚炎関連のシンポジウムが多く、4人の先生の講演をたっぷり拝聴しました。
他に、脱毛症のシンポジウム、そして合成界面活性剤を含まないシャンプーのセミナーも聞いて参りました。

『難病を良き師に出会い春兆す』
前回美肌レシピでご紹介した患者さんからいただいた俳句ですが、
(患者さんが俳句の先生に手直ししていただいたそうで微妙に変わっています)患者さんのおっしゃる難病とは、実はアトピー性皮膚炎です。
私にしてみると難病でもなんでもなく、病気の正しい説明をして、正しいスキンケアをアドバイスさせていただき、どこの病院にもある塗り薬を処方しただけなのです。

劇的によくなったのは患者さんが長年思いこんでいた”間違った知識に基づく間違った習慣”をやめ、真面目にお薬を塗ったためだと思います。

このたび世に出る新薬は、基本的な治療を行っても改善しない重症の患者さん向けのお薬です。
ですのでアトピー性皮膚炎の基本的な治療方針はこれまでと何ら変わりはありません。

治療の3本柱は
①お薬による治療
○今起きている炎症を適切に抑えるぬり薬(ステロイド・プロトピック軟膏)をしっかり使う。
→皮膚が黒ずむのは塗り薬の副作用ではありません。(いまだに誤解している方もいます)日焼けで肌が赤くなったあとに黒くなるように、皮膚に赤い・かゆい炎症がおこるとその後色素沈着がおこり黒くなります。
炎症後色素沈着と呼んでいます。
少しかさかさする程度の弱い炎症の繰り返しでも、だんだん肌は黒ずんでいきます。
ただ、炎症が起こらなくなれば肌の色は徐々に元の白さに戻っていきます。
(俳句の患者さんはかゆみが出なくなったことと同じくらい、肌が白くなったことを喜んでいらっしゃいました)
炎症を繰り返さないことはとても大切です。

お薬を塗る量も大切です。
お薬の塗り方を患者さんに実演していただくと適量の半分以下の方が多いのが実際です。
(塗る量が少なくなる一因はやはり、“薬が怖い”“できれば塗りたくない”という思いがあるからだと思います。)

塗り方もプロアクティブ療法といって、かゆみや赤みが消えた後も定期的に塗り薬を塗り、湿疹の再発を予防する方法が主流です。
患者さんによって異なりますが、週1回程度のプロアクティブ療法から「そういえばここ数カ月ステロイドやプロトピックを塗っていませんね・・・」に持っていくのが理想です。

飲み薬も(かゆみどめ・悪化した時一時的にステロイド内服・免疫を抑える薬・漢方薬など)症状に応じて使います。

②皮膚のバリア異常に対する適切なスキンケア
→こすらない、洗いすぎない。きちんと保湿をする。

スポンジ・タオルなど物を使って体を洗うことは御法度です。
界面活性剤の刺激で湿疹が悪化する方が多いのでシャンプーはよく吟味して選ぶことをおすすめします。ノンシリコン=低刺激ではありません。ボタニカル成分、植物由来成分も=低刺激ではありません。本当に低刺激かどうかはきちんと裏面の成分をみなければ判断できないものです。
(これはアトピーの患者さんに限ったことではなく、どなたにでも当てはまります。)

学会では合成界面活性剤を使わないシャンプーの見本をいただきました。
どんなシャンプーでもかゆくなってしまう、複数のものにパッチテスト陽性となる数名の患者さんのお顔が浮かびました。ぜひ試していただきたいです。

③患者さんによって異なる悪化因子を探し、できるだけ避ける・避けられない場合は対策をアドバイスする
→ストレスで悪化する方も少なくありません。
短い診察時間で適切なアドバイスをするのは難しいな・・・といつも感じています。

脱毛症のシンポジウムでは、円形脱毛症と女性型脱毛症について。

円形脱毛症はある特定の遺伝的素因をもつ方にウイルス感染や身体ストレスなどによる免疫の異常が起こり、リンパ球が髪の毛を攻撃し発症することが明らかになってきていること、研究中の新しい治療薬のこと、一般的な治療方法のまとめを教えていただきました。

一度抜けた部分は毛周期の関係で生えてくるまで2カ月はかかるため、治療を始めてすぐに生えてこなくてもあせらないことも大切だそうです。
すぐに生えてこないからといってドクターショッピングをされる患者さんが時々受診されることがあります。
改めて医師の説明の重要性を感じました。

女性型脱毛症については、この分野で第一人者の先生のご講演を拝聴しました。
女性の脱毛症は様々な原因で起こり、加齢や女性ホルモンの低下の他に薬の副作用や、膠原病や栄養状態、ストレスなど複数の原因が重なりあっておこることや、患者さんへの生活指導が大切であることを教えていただきました。

具体的には、
○頭皮にダメージを与えないよう、パーマと毛染めは同日に行わないこと、(4週間あける)毛染めの間隔も4週間以上あけること
○お食事ではたんぱく質・鉄分・亜鉛を摂取する。ただし亜鉛は摂りすぎると貧血になることもあり、サプリメントは信頼できるものを患者さんにアドバイスすること
○コラーゲンペプチドの摂取で髪が太くなる効果が認められている(当院にも置いてあります)
○睡眠が重要である。23時から2時の成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムに睡眠をとること。成長ホルモンは深い睡眠中に分泌されるため、寝る前のスマートフォンによるブルーライトに注意すること(これは私もいつも患者さんにアドバイスしております。髪だけでなく肌、全身に大事!)

学会の特別講演では「毎日が小さな修行~同じことの繰り返しで見える真実~」と題した慈眼寺・塩沼亮潤住職の講演を拝聴しました。
一流の人は謙虚です・・・自分を実力以上に大きく見せたり、驕ったりせず、地道な努力を続ける。
私の皮膚科医修行も続きます・・・